2017-10-12

【新型5シリーズ(G30) 523d試乗記】新機能やら新装備やらの使用感ほか ~ドライビングアシストプラスとか新型ナビゲーションシステムとか色んなカメラとかとか~

新型5シリーズの注目すべき点として、様々な新機能やら新装備やらが挙げられますが。
可能な限りアレコレ試してみた、そんな感想でも書こうと思います。

もちろん、前車追従のみならずストップ&ゴーからステアリングのアシストまでしてくれる、ドライビングアシストプラスのACCも一般道で試してみましたよ♪



まず手始めに、新型ナビゲーションシステムの使い勝手から。
これまでのiDriveの使い勝手のよさはそのまま、さらにアップグレードされたって感じですね。
ディスプレイの高精細さも去る事ながら、レスポンスの良さや直観的な操作感なども含め、これまで使ってきたナビゲーションで一番使いやすかったです。
残念ながら代車にはジェスチャーコントロールが付いていませんでしたので、それは試せず。
てっきり標準装備と勘違いしていた私、交差点で停車するたびにクルクル指を回してみたりフリップダウンしてみたりしましたが、何も反応せず(苦笑)
挙句、横に座っていた倅が面白がって真似する始末。。
親子揃ってディスプレイに向かって指クルクル、何ともマヌケな画だったことでしょうw

コネクテッドドライブは試していませんが、メールやカレンダーの同期もできたりと、何かと便利そうでしたね。
また、音声認識の精度は抜群で、実は先述のコネクテッドドライブの操作が可能か確認するために「ジェスチャーコントロール」とマイクに話しかけたところ、「その機能はこのクルマにはありません。」と答えられ、それで初めて知ったという(苦笑)
これらのデジタルデバイスの進化っぷり、相当なものですね。


で、デジタルと言えばこのデジタルメーター。
スポーツモードからの~


エコモード♪ってな感じで遊んでみます。


そんなデジタルメーターですが、アウディやメルセデスベンツのそれらよりも、視認性もデザインも良いと感じました。
特に、針が指し示している付近の数字が強調されて表示されるのが分かり易くてよかったですし、物理的なメーターのフレームが残っているのもよかったですね。
焦点距離も奥行き感があって、普段使っているアナログメーターと見紛うくらいの自然さでした。
情報量としても、これくらいで必要十分ですね。
インパネ内に地図を映すくらいなら、ヘッドアップディスプレイに投影した方が安全面でも寄与すると思いますので。


目玉機能の一つであるドライビングアシストプラスですが、残念ながら(幸いにも?)多くの機能を試す機会に恵まれませんでした。
車線逸脱警告(レーンキープアシスト)ですが、路駐している車をウインカーなしで避けた時に、元の車線に戻そうとステアリングアシストが働きました。
なかなかしっかり感があったのが心強かった半面、前方の状況をステレオカメラとレーダーで監視しているんだから、この状況であればウインカーレバーを作動させなくてもステアリングアシストが介入しないようなアルゴリズムにしても良かったように思います。


そして、ストップ&ゴーとステアリングアシストまで含めて試したACC。
もちろん、一般道で敢えて使ってみました。
驚いたのは、そのスムーズさ。
ステレオカメラのみならず、前車の車体下から前々車の動きまで捉えるレーダーから情報を得ているためなのか、発進や停止まで含めた加減速がとてもスムーズで好感が持てましたね。

ただし、走行中のステアリングアシストは一般道では当てになりませんでした。
手は添えつつもある程度任せっきりにしてみたのですが、道路のラインがはっきりしているところであってもステアリングがかなり遅れるため、恐怖感が強いです。
なので、ステアリングアシストに頼ってどこまでいけるかテストは、少し試してすぐに止めちゃいました。
これはおそらく、スタンドアロンとはいえレベル3を実現したアウディA8などに期待することなんでしょうけどね。(そもそも手放し運転は現行道交法では認められていませんし。)


お次は、PDC・・・というか、360°ビューカメラ。


正直いって、こういう合成画像は私の感覚からすると見づらかったです。
既にぶつかっているんじゃないかって、マジで錯覚しました。。


ただし、センターコンソールにあるカメラ切り替えスイッチで見れる広角映像は、欲しいなって思いました。
こちら、リアビューのそれ。


特にフロントは、我が家の前面道路(狭隘な私道)から広めの市道に出る際の見通しの悪い箇所で大いに貢献しそうでしたね。
そんなフロントカメラの映像、こんな感じです。


続いては、現時点で最もクリーンなディーゼルとも目される、新型523dの排気処理システムにも触れておきましょう。
これまでNOx後処理装置はNSC方式のみだったBMWのクリーンディーゼル、今後適用されるRDE規制や世論に対するコミットメントのためSCR方式も併用するようになったわけですが。


実際に生で見ると、何とも言えない感じがしますね。
いやはや、何でもかんでも神経質社会ですよね~、日本も世界も。
それがいいのか悪いのか、物事は何でも陰もあれば陽もあるので私には何とも言えませんが。。


最後は、エンジンルーム内でも覗いておきましょうか。


しれっとカバーを外しますw


うむうむ、5シリーズでもDIYでオイル交換できそうだぞ♪
ちょっとやってみたい衝動に駆られましたが、やめときました(笑)


・・・と。
そんなこんな好き放題使わせていただきました。
おかげでG30の最新な機能やら装備やら、た~っぷり堪能できたわけですが。

そうなると、否が応でも高まる、次期3シリーズ(G20)への期待。
なぜならば、これらのほとんどが次期3シリーズ(G20)へも搭載されることが見込まれるからです。

う~ん、物欲を抑えきれるか…(苦笑)
宝くじでも買って待ちましょうかw


んでは!


【追記】
ドライブフィールや使い勝手などのレビューはこちらからどうぞ♪↓↓↓




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