2017-07-12

あり?なし??新型アウディA8のエクステリアデザイン ~リヒテ市販モデル初号機の評価やいかに~

見せ方上手なアウディ。
新型A8が登場するまでの焦らし方、出た後のメディアの使い方、各種動画の作り込みなど、本当に上手だなと思います。

Beste Derさんの投稿 2017年7月12日


それはさておき、いよいよ新時代のアウディデザイナー リヒテ氏のデザインが市販モデルとして本格適用された、記念すべき第一号とも言えるのがこの新型A8になるわけですが。
さくさくっとあちこち見て回り、エクステリアデザインの評判がどんなもんか調べてみました。


まず見てみたのは、You Tube のコメント欄。
ここであれば、世界の評判が分かりますからね(とは言ってもほとんど欧米なんだろうけど)。
ただし、Audiの公式チャンネルだとアウディ贔屓に偏りますので、それ以外の動画でかつ視聴数が多いものを探したところ、CAR TVAutogefühlYOUCAR の三つがその条件に当てはまるような感じでしたので、You Tube に関してはそれらのコメントを参照させてもらうことにします。

続いては、日本。
こちらは、carview! でトップに上がっていた記事(7月12日現在)に多くのコメントが付いていたので、こちらを参照させてもらいました。
荒れやすいcarview! で出ているコメントなので(笑)、まあそれなりに本音ベースだろうと踏んでのことです。

では、大雑把にまとめた感じを紹介いたします。


◆落胆の声多数
酷い、醜い、つまらない、何だこれ、マジかよ・・・そんなコメントがやたら多いように見受けられました。
これは個々のパーツというよりも、パッと見の第一印象での感想が多いように見受けられます。
全体のシルエットとか雰囲気とか、そういったものの評価をイマイチに感じている人が相当数いるようです。

◆グリルが・・・
先ほどと共通する部分もあるんでしょうけど、横方向に広がりながら大きくなって前面に押し出たシングルフレームグリルが、なかなか不評のようです。
ちなみに、日本ではレクサスとだだかぶりとの指摘がある一方、海外ではヒュンダイ(エラントラ辺り)とかぶっているとの指摘が多かったです。
・・・ということは、レクサスって海外ではヒュンダイより知名度が低いってことなんでしょうか?

◆でっかいA4(またはパサート)
これ、意外に日本でも海外でも同じ評価でした。
特にA4と同じようなエクステリアデザインでありながら価格帯の次元が異なるのってどうなの?的な論調、万国共通でしたね。
海外の方では、でっかいパサートじゃんって意見がわりかしありましたが、おそらくはデザインというよりもトラフィックジャムアシストの自動運転的な機能面も考慮しての発言かと思われます。
あ、ちなみにA8の自動運転はレベル3ではなくレベル2.5と考えています(これはまた今度記事にしようと思います)。

◆アウディデザイン劣化中
先代よりも劣化したとの評、それなりにありました。
まあ、そりゃデザイナーが交代してるからね~ってのが、根本的な理由なんでしょうけど。
この「どんどんデザインが衰えていく」ってことに関しては、世界よりも日本の方が多かったですね。
おそらくは、和田さんがアウディのデザイナーを務めていた頃のものが、日本人にとって受け入れられやすかったから余計にそうなんでしょうね。
さらに言えば、和田さんの後のシルヴァ氏はそれなりに和田さんのデザインを活かしながら自己主張も織り交ぜて上手に仕上げてきていたのを、リヒテはゼロからやり直すくらいの発言をして実行しちゃっていますからね~。。


とまあ、こんな感じです。
コメント欄では、エクステリアデザインに関しておしなべて不評が多い印象でした。
しかし、You Tube の評価では👍が圧倒的に多いので、何とも言えないところではありますが。

私個人としては、エクステリアデザインは元々予想していたような感じですし、リヒテがしてきた数々のコンセプトで評価レベルが既に3段くらい下がってしまっているので、いまさら落胆することはなかったです。
達観しているようであれですが、概ね予想通りだったかなと。


そんなわけで、その価格は素の状態で1,200万円スタートとも噂される新型A8。
このデザイン、先代(日本ではまだ現行)より100万円以上アップして、なお受け容れられるのか?
機能や性能以上に売り上げを左右する要因とも言えるエクステリアデザイン、その真価が問われると言っても過言ではない販売台数がどうなるか見ものですね。


んでは!





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